第九話裏話でございます。
徐々に、筆頭とヒロインの気持ちが揺れ動き始めた話です。
念願の義姫を出すことができてうれしいです。
あんまり話もしないし、活躍もしないのでこれから出番を増やそうと
考えています。撫で斬りのあたりとか、義姫出しがいがありますね~。
義姫といえば、怖い母親というイメージがあり、ヒロインもそう思っていますが
まあ、今回は序の口なので「普通の母親」のままでした。
私は、そんなに鬼のように怖い人ではなかったのではないかな、と思っています。
歴史は勝者が記すものなので、敗者は悪く描かれます。たとえば、小田原参陣の前に
義姫が政宗の食事に毒を盛ったというエピソードがありますが、もし、成功して政宗が
毒殺されていれば、政宗は「極悪非道の君主」、「鬼のような面構え」と評価され、記録されていたでしょう。
なので、若干そういうことを割り引いて義姫というひとを、私は造型しました。
ヒロインは、筆頭の挙動にドギマギしています。筆頭も手当たりしだい、ヒロインとスキンシップ
もってます(笑)まだまだ、二人はこんな関係ですね……。
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